バッチフラワーレメディとは

 バッチフラワーレメディは、植物から作られた３８種類の飲用エッセンスです。

英国のエドワード・バッチ博士（医師・細菌学者・病理学者・ホメオパシー医）によって、１９３０年代に開発されたイギリス伝統の植物療法です。

使い方は、10㎖の遮光ボトルに入っているスポイトから２～４滴を飲みものにたらして飲用します。

ヨーロッパを中心に80年以上安全に利用されてきた歴史があり、世界中で愛用されています。

イギリスでは薬局や空港など「レスキューレメディ」を買える店舗が多く、学生が試験期間中に、プロスポーツ選手が試合前になど、広く一般的に使用されています。

38種のお花のエネルギーが、マイナスに傾いた感情を本来の状態に戻し、自分らしい人生を歩むサポートをしてくれます。

エドワード・バッチ（1886-1936）は、その生涯を人の健康と幸福にささげました。鋳造工場を営む家に生まれ「心を楽にし体をも癒やす方法」をみつけるために、医療の道に進みました。

30才で病に倒れ余命宣告を受けますが、奇跡的な回復により生還します。生命帰還の体験を通して、没頭するような興味と強い愛、人生にはっきりとした目的をもつことが、人間の健康と幸福をつかむ要因だと深く考えるようになります。

経口ワクチンの研究や「バッチ・ノソード」を発見し、多くの人を救いますが、満足することなく真に望む治療薬を追い求めました。

研究を重ね、食品と同じくらい安全で、家庭で常備できるくらい簡単にあつかえる治療薬を、ハーブ（野草）から作り、1935年に全てのレメディがそろったと確信しました。1936年38種のレメディシステムを完成させたのち、バッチ博士は永遠の眠りにつきました。

バッチ博士は、「ストレス」という言葉が一般的に使用される前から、心と体の関係性に着目され、メンタルケアが心身ともに必要なことだと考えられました。

「傲慢さ、残酷さ、憎しみ、自己愛、無知、不安定な心、そして強欲のような欠点が、人間のほんとうの病気です。」

　　バッチ博士著『なんじ自身を癒やせ』より

マイナス感情は、その人らしい姿ではないと考え、マイナス感情を癒やし手放すことで、その人らしい人生と使命を全うできるのだと確信していました。

バッチフラワーレメディは、精神や感情に作用するので、体の症状に直接働きかけるものではありません。しかし、バッチフラワーレメディを使い、精神状態が良くなることで、より健康になった例は、数多く報告されています。

「からだ」「こころ」「いのち」が影響し合う「人間まるごとの健康」に、バッチフラワーレメディをお使いください。

※　現在、病気を治療中の方は、医師に確認の上、治療を継続されながらバッチフラワーレメディを並行使用することをおすすめします。医療や他療法との禁忌はありませんが、医療に置きかわるものではありませんので、ご承知ください。